水彩画の描き方 「食べ物」 お肉のお礼にカレーライスの絵葉書

カレーライスを描いた水彩画です。 描き方
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実家に帰った際、帰り際に姉がお肉を渡してくれました。

「わ!しっかり食べて良い絵を描きます!」と翌日カレーライスを作っていただいたのですが、そのお肉のお礼に、作ったカレーライスの絵葉書を水彩で描いて送りました。

無理やりです。

でもたまには食べ物を描いたっていいと思います。それに結構楽しいです。

他にも描いてます。パフェとか。

美味しかったものを忘れないためにも絵にしたら良いと思います。

必要な道具や技法などは画材紹介用語説明を見てください。今回も写真をもとに描いています。

手順は

  1. 直接ハガキに下絵を描く
  2. マスキングをする。
  3. 色をつける。
  4. マスキングをとる。
  5. 微調整をして完成!

と、そんな感じなんですが、そんな簡単には行かないですよね。特に1と3。

僕もそんな簡単に描けません・・

以下に動画を使って僕が気を付けてる点を解説しています。参考になるか分かりませんが良かった見てください。

00:06~
まず、外枠を決めます。お皿の輪郭線の角度を正確にとることを心がけます。

00:26~
外が決まったら内です。すでに決定されている外のパーツとの位置関係を測りながら描いていきます。

SnapShot(53)

↑図のような外の部分と内の部分を繋いだ線の角度を測って形をとっていきます。

01:00~
内側のさらに内の細かい形も少しだけ描いていきます。

01:08~
外枠がくるっていたので少し修正・・

01:18~
ご飯の細かいオウトツの目安をメモする感じに薄く描いておきます。ご飯とか白い薄い色はすこし慎重に描き進めた方が良いからです。

01:30~
マスキングします。スプーンのテカリやルーの光の反射を保護します。ポツポツと盛り上がって見えるのが塗ったマスク液です。

01:50~
着彩スタート。まず白いもの(ご飯やお皿)から描いていきます。先に全体の色を塗り分けてもいいのですが、今回はご飯とお皿が白色で色を付ける必要がないため(紙の色をいかします)まずご飯とお皿の陰を描いてから、ルーの色分けに入っています。ここの順序は「ルーや皿の柄色分け」→「ご飯の陰影」でも問題ないです。

02:45~
ルーの着彩。まずは色で分けていきます。ルーの色人参の色など・・ まあ、大体同じ色ですが。 因みに、白く浮き出てるところはマスキングしたところです。

04:13~
面の向きを意識しながら陰をつけていきます。面の向きというと難しいですが、上を向いているところ・下を向いているところ・それ以外の所、そんな感じの大雑把な捉え方の方が良いです。

05:58~
これぐらい塗ると先に陰影をつけていた、ご飯の色が白く見えてくると思います。先に「明るい部分」から描く必要があるのはこれが理由です。明るい部分の陰影に合わせて、色の濃いものを描いていくとバランスがとりやすいのです。

06:21~
徐々に細かいオウトツも描いていきます。先に大きく捉えて描いていたオウトツの中の凹凸を意識することが大事です。形をとるのも、陰をつけるのも外から内が基本です。

07:37~
手前のじゃがいもの一番寝ている面を少しつよく影をつけ、前の2面の彩度を強めて、ジャガイモの存在感を強めます。

07:43~
もう一段細かいオウトツを描いていきます。

08:22~
残していたスプーンを描いていきます。基本は一緒です。面の向きが変わっているところを描くことが大切です。

09:03~
マスクを除去して、最後の調整をします。手前にきすぎたハイライトを薄く色をかけ抑えます。

09:33~
完成!

分かりやすく、噛み砕いて解説したつもりですが、なぜ?どういう意味?っていう所も多いと思います。

疑問があったら是非聞いてください。上手くこたえられるか分かりませんが・・

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