白いマクラーレン

マクラーレン650Sの水彩画 水彩画
こんなドアの開き方の車なんて乗ったことありません・・。
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今回は結構久しぶりに車を描きました。去年の10月以来でしょうか。

少し真面目に描き進め方を理解しやすい動画を撮ろうと思い、それにはやはり白いモチーフかな?とこの白い自動車を選びました。他にもクリスマスケーキだとか候補はあったのですが、車好きとしてはこういう手の届かない車を描くのはとても楽しいことなのでこちらにしました。もちろん美味しいものを描くのも好きですが・・。

さて、何故白いモチーフがよいのかというと、描くのがとても難しいからです。なんとなく、白は陰影を捉えやすいから初心者にピッタリ(石膏像とか)、そんなイメージがあるような気がするのですが、管理人としては反対だと思っています。光が当たってる方から描く石膏像なんてとても難しいです。その難しいものを効率よく描く過程を提供できたら参考になるかな?と考えたのです。

具体的にどう難しいかというと、全部真っ白に見えてしまって、表面にどういう変化があるのかを捉え辛いのです。白=紙の色という考えが頭に出来上がってしまったら、なかなか白く明るい部分は描けないと思います。

むかし、管理人が先生に「紙の白は残すべきなのでしょうか?」と聞くとニヤッと笑って「それが出来たら巧妙やな」と言われた事があります。当時(今でも?)はポカーンとなりましたが、要するに白く見えるからって色がないわけではないのです。

真っ白で表面の変化がわかり難いモチーフを一生懸命見て画面に描き写す。その作業がとても大切さなんだと、石膏デッサンの勉強を投げ出し何年もたって徐々に気付き始めました(^^;

マクラーレン650Sの水彩画

ドアがこんな開き方する車、乗ったことありません・・。

で、結局何が言いたいかというと、いつもと一緒です。

明るい所から描くべき。

「ここは何色」とか「ここが中間色でここは暗部」とかそういう意識もあまり必要ないと思います。まず明るい部分(区画)の面の変化=オウトツから描いていけば、自然と最後はいい感じになるはずです。

デッサンにとってより難しいのは形を正しく早くとることの方だと思いますし、絵を描く事にとってさらに厄介なのはそうやってうまく描けたって「良い作品」となるわけではないという事でしょうか。という事は、色をつけて立体的に物体を表現することは絵を描く上で一番簡単な事っていう認識でいいのかもしれません。

と偉そうな事言いましたが、管理人もまだ形とって色をつけるだけでヒーヒー言ってるので、まだまだです・・。頑張ります。

肝心の動画↓

もっと詳しい描き方は以下の記事を参考にしてください。
水彩画の描き方 「人物」 映像と写真で解説

水彩画の描き方 「髪の毛」

水彩画の描き方 「風景画」 笹川流れの眼鏡岩を絵葉書に

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